かなり多くの家で見かけるようになったソーラーパネル。
そのソーラーパネルは、太陽電池パネルと言い換えることもできます。
基本的には光エネルギーを電力に変換する機器であり、太陽光発電のシステムそのものといえます。
太陽光発電装置の開発は、「光起電力効果」という、物質に対して光を当てることで電気が発生する現象を人類が発見し、1839年からスタートしました。
とはいえ、それが実際に「ソーラーパネル」という形で世に出るまでは、実に100年以上の歳月がかかっています。
1954年、ようやく人類は太陽光発電のシステムを生み出すことができました。
日本では高度経済成長期にあたるこの時期に、既に太陽光発電は誕生していたということですね。
とはいえ、日本においてソーラーパネルのシステムを知っている人はほぼ皆無でした。
ようやく注目を集めるようになったのは、20年後の1973年。
第一次石油危機、すなわちオイルショックになってからです。
石油に依存した発電ではいずれ破綻してしまうという危機感が募り、次世代エネルギーに注目が集まった結果、太陽光発電にスポットが当てられたのです。
その後、通産省(当時)が「サンシャイン計画」を発案し、1980年代にはソーラーシステム普及促進融資制度も誕生して、徐々に日本に太陽光発電が根付きはじめ、90年代になるとエコの視点でも着目されるようになりました。
そして21世紀。
太陽光発電、そしてソーラーパネルは、日本が誇る最先端技術のひとつとして世界に発信されるようになったのです。